ハイエースのワイドだと狭い駐車場でミラーが邪魔で通りにくかったり意外と気を使います。鍵のかけ忘れにも見てわかるキーレス連動自動格納ミラーシステム、コムエンタープライズのRETRASを取り付けしました。
こちらの商品、販売してからも改良を重ねバージョンアップしている製品です。取り付けマニュアルも改訂されています。今回はハイエース専用配線キットです。
リトラス Ver5
中身はリレー回路とハーネス、エレクトロタップと接続コネクター必要個数分です。こちらの商品はアマゾンで7千円位です。
選んだ理由は、グローブボックス裏の配線のみで完結するからです。他社の製品は運転席側のカプラーを接続してから配線を助手席側に通したり面倒だったので
そしてハイエース200系専用のマニュアルです。200系初期から4型後期までそれぞれ載っています。配線など細かい点も結構替わっているもんですね。
うちのは4型後期なのでこれです。
外すコネクタは5か所(実際には作業環境のためもっと外します)
配線は全部で9か所接続します。
エレクトロタップはいいのですが、接続コネクターは純正配線をぶった切ってつなぐのはちょっと怖いですが・・・
さて作業開始、今回バッテリーは外しません。
常時電源の分岐をするので、心配な人はマイナス端子を外してください。この先の配線作業でもマイナス側(ボディー)に触らなければ、感電はしません。
グローブボックスの両側を内側にへこませる感じで取り外します。意外と力がいります。
さあこちらが今日の作業エリア
う~ん、配線の長さに全然遊びがないのね。手を入れてやるのはムリです。
最近の車に触れていなかったので、気が付かなかったですが今の車の配線コネクターのカプラーすごいですね。昔は引き抜くのに一苦労だったんですが、いまはワンタッチ。
ここをマイナスドライバでツメを下げると
このように手前に引き出せ
そのままスポッと外れてきます。これ便利ですね。
作業をやりやすくするのに、まわりのコネクタも躊躇なく外せます。あとは助手席足元に配線を引き出します。
エレクトロタップで配線を分岐していきます。
結線するごとにテスターで確認したほうが良いです。
配線の束の被覆をクリップで止めて作業すると便利です。
さて次は
最大の難関、純正配線ぶった切り
この2本です。
無事接続コネクタを取り付け結線しました。
すべて結線したらカプラーを戻していきます。
一度とりつくことが確認出来たら、ここでリレースイッチ本体につないで動作確認をします。
最新バージョンは、ピンを指してチェックする必要はないみたいです。
純粋に動作チェックで結線不良を探していきます。
結果、一か所結線不良がありましたので、配線を再び外します。エレクトロタップの中を見ても明らかに、配線は端子に触れている。なぜ? テスターは反応しません。
断線?それは無いか・・・ 線単体は反応しました。
あり得ないことですが、エレクトロタップを買ってきて取り替えました。見事導通しました。
見た目壊れていません。エレクトロタップ起因でした。あり得ないですけど。
次は設定です。使用するスタイルに合わせて設定すると良いと思います。うちの車は、ロック時にミラーをたたむ。アンロックではそのままで、ACCオンでミラーを開くにしました。ロックは確認できるから便利です。また狭い駐車場でアンロックでミラーを開くとそもそも邪魔なので、エンジンかけるときにひらけばOKです。
これで毎回、ミラーたたみ忘れで一回ACCオンにしていたあの煩わしさからも解放されます。走行中に勝手に閉まることもなく、車側のミラースイッチは優先動作します。
非常に優れた製品だと思います。後は耐久性がどうかですね
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